施策に反映していただけることを願って、岩倉市長に提言書を提出してきました。
❖ 懇談の様子。左から荒川副会長・中村会長・伴辺副会長・三上監事 3月16日14時より
🔶今回は、ジェンダーギャップ(男女格差)解消に向けて、『女性の自立』をテーマとした2つの提言を提出しました。「女性の意識改革」と「女性の自立への取り組み」に関してです。
「女性の意識改革」について
ジェンダーギャップ解消の為には、「男性の理解」や「様々な制度の確立」と共に「女性自身の意識改革が必要不可欠」であると思います。
企業や行政が女性の参画のために、どんなに素晴らしい仕組みを作っても、それに応えていこうとする意識と気概がないと、一歩はありません。 また我々女性に何が足りないのかを考えてみますと、社会的に成長できる「場」への参加なのではないかと思います。 ただし、意識改革と言われても意識は形がありませんし、成長できる場と言われても それはどこにあるのか分かりません。
そこで何か手法が必要になってきます。
その一つとして、身近なものから地道に取り組んでいただけるよう、市民会議や審議会等の一部を夜間開催にするなどして「実社会で働く現役世代の女性たちも参加しやすい」仕組みを検討していただきたいと願い、提言の一つとしました。
「女性の自立への取り組み」について
近年は女性就業者が増えていますが、社会情勢に影響を受けやすい非正規雇用の割合が極めて高く、女性が貧困に陥る要因となっています。貧困解消の為には、男女間格差(ジェンダーギャップ)の是正に取り組みことが必要です。女性の「経済的自立」が貧困を防ぐ手段であることは言うまでもありません。経済的自立は精神的自立に繋がり、「自分らしく生きる」ための基盤ともなります。
そこで具体的な方策として、人材育成にもなる、資格取得できる専門校の設置を市の主導で進めていただきたいと願い、提言しました。
市外で学ぶことは経済的負担を強いられ、その先の若者の人口流出にも繋がります。前向きに望む人たちが、将来への展望を描くことができる苫小牧市であって欲しいと願います☆
🔷 参考:男女別就業者に占める非正規雇用の割合 🔷
令和3年労働力年間調査より
◇女性:47%(2,979万人中1,413万人) / ◇男性:18%(3,678万人中652万人)
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